11月10日から千葉・幕張で開催されているディスプレイの総合技術展「FPD International 2010」では今年も様々な種類の3Dテレビが展示されています。3Dというだけで珍しかった昨年と比べると、今年はその品質向上や画面の大型化に注目が集まっているようです。私は特に偏光メガネでフルHD 3Dという見出しにひかれました。というのも、従来の偏光方式では解像度が半分になってしまうという短所があったからです。このテレビでは、メガネに特殊な偏光層を設けることで交互に映し出される右目用、左目用の映像を適切に振り分けることが可能になっています。そのため軽い偏光メガネでフルHD 3Dを楽しめるというわけです。