Mitsubishiから発売された3D対応DLPプロジェクター 『XD600U-G』のフォトレビューを送りします。 このDLPプロジェクターは4500ルーメンの非常に明るい映像を投影し、ブルーレイ3Dのフレームシーケンシャル3D映像に対応している、とても魅力的な一品です。また、このプロジェクターでは同じくMitsubishiから発売されているWD-73735のようなDLP3DTVに付属する、シャッターメガネを使用することができます。
このページではパッケージ、外観、2Dでの投影についてご紹介します。
1. パッケージ
付属品は以下の通り
持ち運び用のショルダーケースも付属しています
付属品もすべて入るぐらい余裕があります
2. 製品仕様・外観
XD600U-Gの主な仕様は以下の通りです。
- 表示方式: DLP
- 表示画素数: 786,432画素
- 最大表示解像度: XGA 1024×768
- 画面サイズ (投写距離): 最小40形~最大300形 (投写距離 1.1~8.8m)
- 輝度: 4500lm
- コントラスト比: 2000:1
製品の詳しい仕様についてはこちらをご覧ください。
280Wの高圧水銀ランプからこの大口径のレンズを通して4500ルーメンの光が投射されます
フォーカスとズームは手動で、およそ9m離れて投射すると300形の画面サイズになります
本体上部のボタンから、電源操作、入力切り替え、音量調節、キーストーン変形が行えます
背面に搭載されている入出力端子は写真左から
排熱は両側面から行います
前面と背面には赤外線送受信部があり、リモコン操作とステレオシャッターグラスの同期はここから行います
3. 投影
投影の様子をご紹介します
4500ルーメンともあって、映し出される映像はとても鮮やかではっきりとしています
本体のボタンからキーストーン変形が操作できるので、投影面に対して斜めに投射しても下の写真ぐらいのゆがみなら修正が可能です
付属のリモコンを使用すると詳細な設定が可能になり、輝度やコントラストはもちろんのこと、スクリーンの色に合わせた色調の調整が楽に行えます
画面のアスペクト比もフル、4:3、16:9のいずれかから選ぶことができます
3Dで投影する場合もメニューから設定します
ただし、3Dモードでは立体視表示やシャッターメガネとの同期に影響するため、キーストーン変形などの映像・投射設定を行うことができなくなります。そのため、3D投射する場合にはスクリーン面とプロジェクターが平行になるように機材を設置しなければいけません。
今回のレビューではXD600U-Gの概要についてご紹介いたしましたが、近日中に屋外投射や、L.A.S.E.R TAG 2.0、立体視コンテンツの視聴についてレビューしていきますので、ご期待ください。