二日目からは皆さんお待ちかね、各関連企業によるエキシビションが開催されました。今回は規模が小さめですが、面白いソフトや展示などがたくさんあったので二日間まわっても飽きることがありませんでした。では、会場の様子をたくさんの写真を添えてお伝えいたします。
モーションキャプチャ関連
弊社とも馴染みの深いモーションキャプチャですが、今年もいくつかの企業が展示を行っていました。残念ながらいつも使用しているVICONは今年展示をしていませんでしたが。
<OptiTrack>
とても安価なモーションキャプチャセットを販売しているOptiTrackのブースです。会場のデモではびっくりするぐらいきれいにキャプチャが行われていました。
となりではフェイシャルモーションキャプチャのデモも同時に行われています。
<xsens>
このオレンジのカラーが鮮やかでかっこいいモーキャプスーツですが、じつはこのスーツは装着者の動きをワイヤレスでPCに転送できるという代物です。しかもキャプチャにはスーツとPCしか必要とせず、カメラもマーカーも存在しません。
気になる精度の方はというと、会場のデモを見る限りでは激しいダンスなんかもきれいに撮れていて、リアルタイムで3Dモデルが動いていました。話を聞くとスーツにつけられたベルト状のセンサーが高精度のキャプチャを実現しているそうです。
3Dプリンタ関連
毎回結構な企業が展示しているこの分野ですが、今年もいろいろ面白い展示がされていました。最新式の3Dプリンタはとてもかっこよく、見ているだけでわくわくしてしまいます。
<Objet>
3Dプリンタを開発しているObjetのブースでは最新のプリンタが実際に稼働していました。青く発光するその見た目と、内部のレーザーの動きはとてもかっこよいです。
<shapeways>
このブースでは自社で制作したモデルの展示がされていました。
<AnatomyTools>
こちらのブースでは3Dプリンタを使用して作られたと思われる、人体モデルが販売されていました。
どのモデルも精巧に作られています。
そのほかにも会場内ではいろいろなモデルが展示されています。
このモデルは歯車がすべて連動しています。これも一つの3Dプリンタで一発成形されます。
アイアンマンもいました。
周辺機器、ハードウェア関連
こちらではペンタブレットやグラフィックカードなど、コンテンツ制作の効率化に欠かせないアイテムが展示されています。余談ですが最新式のタブレットがずらっと並んでいる様子を見ていると、もう一日中ここで絵を描いていたい!と思わせられてしまいます。
<intel>
おなじみCPUメーカーのintelブースです。このブースのスタンプラリーを制覇するとintelCPU搭載のPCがもらえるので、終日多くの人だかりができていました。
<AMD>
intelと同じくおなじみのAMDブースです。こちらでは最新のATIグラフィックカードの展示が行われていました。
真っ赤なボディーが目立ちます。
ブースにはイメージキャラクター(?)の力士がずっといました。会場はとても寒かったんですが、大丈夫だったんでしょうか?
<wacom>
ペンタブレットのintuosでおなじみのwacomのブースです。こちらでは最新式のタブレットを実際に使用することができます。
「自分は今intuos3を使っているんですけど、intuos4にする利点にはどんなものがありますか?」
「intuos4では3に比べて精度が格段に上がっているからのでより実際の感覚に近づけて描くことができます。他にもサイドのアプリケーションキーがより使いやすく進化しています。」
<spheronvr>
このブースではHDRI用のカメラが展示されていました。市販の普通のカメラで撮影するよりもより高精度なイメージが期待できるそうです。
販売コーナー
会場ではソフトウェアや書籍、DVD等の販売も行われております。中にはSIGGRAPH特別価格で販売されているものもあり、大変お買い得です。
<journeyEd>
ソフトウェアを大変お買い得な値段で売っていました。ただ、会場にあるこのブースはただ宣伝の為だけにあるようで、実際の購入はネット上で行ってくれとのことでした。
<stash>
ハイクオリティな3Dムービーをたくさん収録しているDVD、stashです。会場でも販売コーナーが設けられており、割りと大勢の人が購入していました。
その他にも書籍の販売が多数のブースで行われています。
Part2へ続く
AMBO