米IBMが携帯電話に記録したデータを利用する情報管理技術を発表しました。
これは「PENSIEVE」といい、(「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に登場する、他人の記憶を追体験できる魔法の水盆「ペンシーブ」にちなんでいる)という愛称を持つそうですが、この技術はユーザーが携帯電話で記録した画像、音声、テキストなどを利用して、人名、容姿、どこで会ったかなどを思い出す手助けをするというものです。画像処理、GPS、スマートクラスタリング、文字認識、音声認識、情報検索といった技術を統合し、情報のインデックス化とタグ付けをするそうです。