携帯電話のカメラモジュール用画像処理チップを提供するNethra Imagingの「NI-20x0」「NI-21x0」
アルゴリズムをハードワイヤリング化し、センサーから信号を受けるのに他社より優秀な自社製ASICを採用することで低消費電力と高速処理を実現しているそうです。
エンハンスド・ローライトプロセッシング、デジタルズーム、レンズシェーディング、バッドピクセルコレクト、ノイズ除去、赤目処理、逆光補正、手ぶれ補正、といった機能がハードワイヤリングで実装されています。
AF、絞り、ホワイトバランスなどのコントロールはARM7を利用しているようです。
得られる画像をより良くする機能が満載で高画質化に相当貢献しそう。携帯クラスの製品に高感度撮影をサポートする機能やピクセルマッピングの可能性が見えてくるとは驚きです。
「NI-20x0」は300万画素までのCCDとCMOSをサポートしており、第4四半期には搭載した製品が登場する予定。
「NI-21x0」はJPEG圧縮に関する機能が追加され600万画素までのセンサーに対応したもの。
Nethra Imaging
ITmediaモバイル:CMOSでもCCD並み画質に。Nethraが3M携帯カメラ向けチップ