レンダリングの祭典EGSR 2005のプロラグムが公開されています。
リストはコチラ
相変わらずレンダリングで見所の多すぎるのですけども注目を数個ピックアップしました。
Ray Maps for Global Illumination
Vlastimil Havran, Jiri Bittner, Robert Herzog, Hans-Peter Seidel
去年のsiggraphのスケッチで同タイトルのものを見かけたのでそれのマイナーチェンジでしょうか?フォトンの代わりにレイをストアさせてkNNを解かずに交差でサーチすることによってバウンダリーバイアス問題を解決するようなものだったと記憶してます。
Radiance Cache Splatting: A GPU-Friendly Global Illumination Algorithm
Pascal Gautron, Jaroslav Krivanek, Kadi Bouatouch, Sumanta Pattanaik
去年のEGSR採択のRadiance Cacheの拡張のものと思われます。タイトルからは判断出来ないですけども似たようなのを考えてたのでもしそっくりの方法だったらやられたーという感じです。
Bidirectional Importance Sampling for Direct Illumination
David Burke, Abhijeet Ghosh, Wolfgang Heidrich
タイトルからは特別な見新しさは見つからなさそうですけども何か凄いことをやってるのかもしれません。
Inferring Reflectance Functions from Wavelet Noise
Pieter Peers, Philip Dutre
続編モノっぽいです。
Interactive System for Dynamic Scene Lighting using Captured Video Environment Maps
Vlastimil Havran, Miloslaw Smyk, Grzegorz Krawczyk, Karol Myszkowski, Hans-Peter Seidel
大作の続編が来ました、去年のSiggraphで出ていたリアルタイムのHDRムービーデコーダーからの拡張で、決め打ちライトを毎フレーム計算することでリアルタイムのムービーリライティングをすることが可能になります。