SIGGRAPH 2009 Report 8/4, 5(Day2, 3) "Summary of Animation Festival"

毎日開催しているAnimation Festivalでは、映画やゲームムービーのメイキングや裏話が楽しめます。

8/4 2日目 Computer Animation Festival

An Inside Look at "Transformers: Revenge of the Fallen", "Terminator Salvation", and "Star Trek"

トランスフォーマーリベンジ

モーションキャプチャの様子やマッチムーブ、ローポリゴンからハイポリゴンへ作り込む様子など、プロがどんな風に仕事をしているのか見ることができました。しかし講演の大半は笑いたっぷりのスタッフインタビュームービーで、会場は終始盛り上がっていました。さすがマイケル・ベイ率いるスタッフ陣です。

スタートレック

数々の同名シリーズが存在するスタートレック。やはりスタッフは過去の作品のイメージを変えたくなかった様子。スペースシップのモデルや火器のエフェクトなどのすべてにおいて、シリーズを研究し尽したそうです。ブラックホールには苦労したようで、実際に見ることのできないブラックホールをどう表現するか、ブラックホールの原理をもとにイメージを固めていったようです。

ターミネーター4

こちらはiMocapのメイキングが中心でした。iMocapはイメージベースのモーションキャプチャ技術で、センサーも特殊なカメラも必要ありません。プレゼン中に流れたメイキングムービーでは、クリスチャン・ベールにマーカースーツを着たスタントマンが襲いかかるというシュールな光景を見ることができました。作中では見事にターミネーターが合成されていますが、じっさいはスキニングなどの面でかなり苦労したようです。


8/5 3日目 Computer Animation Festival

Maiking the Art for Fight Night 4 & Gears of War 2

Gears of War 2

高いクオリティでポリゴン数を抑える工夫や、メモリ問題の解決などが主でした。前作からのキャラクターモデルの改良点を熱心に紹介しており、今作には相当自身がある様子。

・Fight Night 4

"Just make it look real" これはこのゲームを製作する上でのモットーらしく、講演中何度も口にしていました。彼らのリアルに対する執念は恐ろしいほど強いです。印象的だったのが、パンチのインパクト時の顔の歪みを研究するため、何人ものスタッフが自らグローブで殴られ、その様子をスーパースローカメラで撮影した映像。中には女性スタッフもいて、会場からはため息が上がっていました。

 

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Animation Festival のプロダクションセッションは、プロがどのような技術を使いどのような態度で作品を作っているのか見ることができるので、特にVFXなどを目指す人たちには貴重な体験だと思います。

4日目、5日目は夜行われるパーティーの模様も含めてお伝えします。お楽しみに。