今回は、realD方式に対応した三菱の3Dディスプレイ、WD-73735のレビューをしていきます。
近年、映画だけでなくケータイやゲームなどでも実装され、徐々に波を起こし始めている3D映像技術ですが、その波は確実に大きくなっていると言えます。将来さらに3Dのコンテンツが増えれば、自然と3D対応のディスプレイやテレビも普及してくるでしょう。今回は一足先に3Dディスプレイの可能性を探っていきたいと思います。
再生編
- 必要なもの
WD-73735で3Dコンテンツを再生するには、以下のものが必要です。- stereoscopic player
- PC ( Windows Vista・Windows XP・Windows 2000、DirectX7以上 )
- 3Dグラス(CrystalEyes 5)
- 3Dフォーマットのコンテンツまたは左右別々の画像・動画(こちらからDLできます。http://www.3dtv.at/Movies/Index_en.aspx)
- stereoscopic playerの設定
- ディスプレイの設定
- 3Dグラスの設定
ディスプレイのリモコンのMENUボタンで、メニュー画面を開きます。setup>3Dmodeと進み、3DmodeをONにします。
CE5は右のフレームに二つのボタンがあります。前のボタンで3DmodeのON/OFF、後ろのボタンで右画像、左画像の切り替えができます。装着してディスプレイを見た状態で3modeをオンにすれば準備完了です。
この感動を伝えられないのがとても残念ですが、かなりの臨場感です!最近の立体視の流行として、飛び出すことよりも奥行きを重視するものが多いそうです。壁際にディスプレイがあると、壁の向こうに空があるような感覚になります。
次回はMayaを使った立体視コンテンツの作成をしていきます。お楽しみに。