3. インターフェイスの説明
ZBrushでの基本的なインターフェイスです。

Figure3-1 ZBrushの基本UI画面
上記の画像を見ると分かる通り、通常の3DCGソフトとは、インターフェイスがかなり異なります。通常の3DCGソフトのTop、Left、Front、Perspectiveの四画面が、ZBrushは一画面だけです。また、余談ですが画面が黒色基調で非常にかっこいいです(笑)。
他のソフトとは異なった独自のGUI
次に、各画面の細かい説明をしていきたいと思います。 まずFigure3-1の画像で球体が映っていたエリアです。

Figure3-2 ZBrushのキャンバスのUI
上の画像(Figure3-2)は球体がサイになっていますが、他には変更点はありません。また赤い枠線のエリアは上から、ペイントブラシの選択、ストロークの方法、アルファの選択、テクスチャーの選択、カラーピッカーです。特に一番上にある「ペイントブラシの選択」は使用頻度が高いので、アクセスしやすい場所にあり大変使いやすいです。
また青枠の場所はキャンバスの設定するエリアです。キャンバスとは一般の3DCGソフトのビューポートにあたります。ZBrushではビューポートではなくキャンバスと呼びます。上の画像(Figure3-2)では、画像が小さく分かりづらいので拡大した画像を下に用意しました。
Figure3-3 青枠エリア |
![]() Figure3-4 画面右側 |
ZBrushのキャンバス操作は、上の画像(Figure3-3)のようにズーム、パン等のボタンがキャンバスの隣右に用意されています。しかしキャンバスの操作ボタンより、3DCGソフトを使い慣れている方は、キャンバスのパンやズーム、回転はAltキーと一緒にマウスのボタンをクリックしてのショートカット操作の方が便利かもしれませんが、Mayaなどの一般的な3DCGソフトとは少々違うため注意が必要です。これについては後で説明したいと思います。
次に、上の右側の画像(Figure3-4)はキャンバスの右(シェルフ)です。シェルフは自分でカスタマイズでき、ツールバーメニューから普段良く使うメニューを登録することができます。ブラシツールを左側に、ジオメトリーの編集を右側に配置することによって、非常にスカルプティングが行いやすいインターフェイスになりました。またシェルフにメニューを登録する方法は非常に簡単で、ツールバーメニューから追加したい機能をドラッグアンドドロップで追加できます。

Figure3-5 画面上部のツールバーを含めた場所
最後に、上の画像(Figure3-5)は、主にオブジェクトの編集モードを選択したり、ペイントブラシの設定を選択する際に使用します。これらのツールも、右クリックで表示されるメニューやショートカットキーで呼び出す事が可能です。また画面の左にある2つのボタン「ZMapper」、「Projection Master」は、ZBrsuh3.1から標準で搭載されているプラグインの起動ボタンです。「ZMapper」、「Projection Master」の機能については次回以降のレビューで紹介する予定です。
キャンバスの操作方法
先ほど簡単に説明したZBrushのキャンバスの操作方法は、普通のCGソフトとはかなり異なります。私も最初は、ぐりぐりとキャンバスをいじろうとしましたがいつも通りに操作をしてもオブジェクトが回らなくて非常に戸惑った覚えがあります。キャンバスの操作は以下に説明します。

Figure3-6 キャンバスの操作方法
まず初めに、オブジェクトの回転からです。オブジェクトの回転は、オブジェクト以外の 空白なスペース(例: 矢印で示した場所)でマウスのドラック
で可能です。次にオブジェクトを画面の中心に持ってくるためのパンは、Altキー + 画面のドラック です。
最後にズームですが、最初はズームの方法が分からず、先ほど紹介した画面の右側に置かれていたボタンを使用していましたが、正解はAltキー + マウスのクリックをしてAltキーを離し、その後マウスのドラッグです。個人的には、かなり特殊な操作方法と思いましたが、慣れると「これもありかな?」という感じになってきます。しかし慣れないうちはAltキーが難しく、ズームしようとしたら間違ってオブジェクトの回転になることが多々ありました。
次はZBrushの最大の特徴であるGUI「ペイントツール」についてレビューしていきます。






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