2003年8月アーカイブ

Demo
チュートリアル『Moving to Combustion 2 from After Effects Part 5: A birds-eye view of the C2 interface, volume three』(著者:Kevin Schmitt)を掲載しました。AfterEffectユーザー向けにcombustion 2の基本的な使用方法を解説したチュートリアルシリーズの第5回目、インターフェイスの違いについての第3回目です。今回はフッテージのインポート、プロジェクトマネージャー、フッテージの補間、2D/3Dシーンの扱い、プロパティ設定、オペレーターコントロールについて両ソフト間でのちがいについて解説されています。  

詳細はこちら。
Demo
チュートリアル『2D Composite Grass』. 3Dのレンダリングイメージに、写真の芝を合成するチュートリアルです。合成する芝の部分と3Dオブジェクトの部分との境界を少しぼかし自然な感じにしています。  

詳細はこちら。
Plugin
maxとPhotoshopを連携するプラグインpsd-manager v1.0のデモ版をリリースしました。

デモ版の機能制限は以下の通り。
PSDファイルのサイズが640×480まで 各レイヤー/チャンネルにウォーターマークが入る
フルバージョンよりもPSDファイルのサイズが大きくなる(圧縮がかからない)
フルバージョンよりもレンダリング時間がかかる


ダウンロードはこちらから。
3DCG Software
まもなくリリースされる予定のポリゴンモデラーアプリケーションSiloのデモ版をリリースしました。40回起動することが出来ます。

ダウンロードはこちらから。

詳しくはこちら
Demo
NURBSモデリングの基礎が解ると思います。内容は真っ白な背景からテーブル、壁、グラスが現れ、グラスが変形して様々な形状になるアニメーションを作成するチュートリアルです。テーブルはNURBS曲線と押し出しで作られており、NURBS曲線のトリムと押し出しのアニメーションで次第にテーブルが作られていくアニメーションを作ります。グラスはNURBS曲線とレイズ、FFDでできていて、NURBS曲線やFFDのアニメーションで変形します。

詳しくはココ
Event
いやぁ、「ねこじる」ってあちらでは "cat soup" って言われてるんですね。キャットスープ…。う、うーん。そんなこんなで、多くのメディアで「アニメ版カンヌ映画祭」、「全米で史上最大のアニメ映画祭」と報じられているという、Big Apple Anime Fest 2003 がニューヨークはタイムズスクウェアで行われるそうです。今年はなんでも、Doggy Poo というお隣は韓国のクレイアニメが注目を集めているそうです。出展作品はぱっと見たところでは、いわゆる、ジャパニメーションが多そうな感じです。僕個人としては、最近のテレビアニメはどうも迎合が過ぎるような気がしてあまり好きになれないのですが、それでも海外の評価は高かったりして、それを日本が海外に誉められて初めて価値を認めたりするという変な流れもなきにしもあらずですが、それはそれで切ない話ですが、とにかくお祭りということだそうで、この愚痴も日本アニメが大好きだからということで、頑張ってくれるといいなぁ、なんて。

Big Apple Anime Fest 2003
Announce
マイクロソフト社が提供しているHotfix 823980をご使用のWindows OSにインストールした場合、3ds max、plasma、Autodesk VIZ のファイル管理に障害がでる問題が発生するようです。じゃ、入れなきゃいいじゃないって言いたい所ですが、最近世界中で猛威をふるっているMS-Blasterにどう対処すればいいのでしょうねぇ。
いや参りました。

でもdiscreet製品の正常使用ができる新しいHotfixをdiscreetとマイクロソフトとの調整作業の結果、マイクロソフト社では日本のユー >ザーもアクセスできるように一時的なダウンロードサイトを提供してくれたようです。

ダウンロードはこちら

Entertainment
Flash や Shockwaveによるインタラクティブ作品が多く載せられています。Play/Createの名の通り、お手軽にアーティスト気分に浸れます。そして、創りながら、遊ぶことができます。

Play/Create
Demo
3Dキャラクターをパラメーターでいろいろカスタマイズできます。また、地震や階段など環境にも手を加えられます。実験作品としてプレイしてみましょう。説明はページの左にあります。

Emotive Virtual Actors
Movie
最近いわれている、火星大接近なるイベントで、今日2003年8月27日に火星が最も地球に接近するそうです。火星つながりということで、火星探査機ローバーの動画をご紹介。無人探査機であるローバーが火星へ向けて打ち上げ、降り立ち、探査する様子が動画で見れます。さすがはNASAというべきか、動画のクオリティはとても高いです。夜空に赤い星を眺め、この動画で、遠い火星を旅行してみましょう。

Mars Exploration Rover Mission: Multimedia
Document
メビウスの輪、クラインの壷など、裏と表が繋がった形について説明されています。注目すべきは、更に、裏と表の繋がった形を4次元まで拡張しているところです。不思議な動画がおいてありますが、これを4次元の世界に住む生物が見ると感覚的に理解できるかも、という説明が興味深いです。

クラインの壷
etc
州知事選挙に出馬するらしいサイボーグ政治家こと、アーノルド・シュワルツネッガー氏が、もし、当選した暁には現在公開中の TERMINATOR 3 の続編である、TERMINATOR 4 を撮る予定だそうです。勢いネタのような気もしますが、果たして真相やいかに。

Terminator Will Return Even if Schwarzenegger Wins
Demo
Bio Motion Lab というところのデモです。モーションキャプチャーで使われるマーカーが手前に向かってあるきます。しかし!重要なのは、左に並んでいるパラメーターでして、このパラメーターの操作により、男らしい歩き、女らしい歩き、悲しい歩き、元気な歩きなどが再現されます。どうすれば男らしくなれるのか悩んでいる人は逆にこれを参考にしてみましょう。女性も。

BMLwalker
Movie
キタキタキター!のマトリックス 3 のトレイラーです。最近、HERO、TERMINATOR などの CG を効果的に使った映画が上映されていますが、どれも芳しい感想を耳にしません。その中、マトリックス 2 で中だるみの感をみせた マトリックスの3作目はどのような展開を見せてくれるのか、やっぱり、正直、楽しみです。ただ、トレイラーを見た限りでは…うーん。この手の作品に典型的な愛の表現を持ち込むのは個人的に賛同しかねるなぁ…。

The Matrix Revolutions Trailer
Entertainment
日本テレビの一般公募型番組として長い歴史を持つ仮装大賞ですが、最近のはものすごく凝った作品が多いようですね。僕はめっきり見る機会が減ったのですが、たまに覗いてみると単なる仮装ではなく、変化に富んだ一つのアートとというレベルに驚きます。この作品は、まさに変化の連続で、一言で言うなら「3D」です。疑問を持った方は見たほうがはやいでしょう。

■第69回『ピンポン』 (日テレ チャンネル!)
Document
J-フォンの新携帯 SH53 ではなんと、リッジレーサーやI.Qというプレイステーション I でユーザーを熱中させたゲームをプレイすることができるわけですが、携帯電話の機能として、ネットワークからアプリケーションをダウンロードして実行できたり、周知のように、デジタルカメラとして使われたりとその高機能化がすすむ中で、コンテンツプロバイダはどう勝負してくか、ということが語られています。もはや本来の機能よりも、万能の端末へとそのゴールが広がっているのではないかと疑われる昨今の携帯電話。コンテンツ製作者はその高機能をいかせるかどうかが問われているようで、開発費もかさんでいるようです。携帯版リッジレーサーの開発には新規に2000万円かかったという裏事情も。

もはや“プレステ1”並みに進化:急伸ケータイアプリ市場の攻防戦 (CNET Japan)
3DCG Software
Render Bladeリアルタイム3Dを楽しむためのソフトです。Lightwave3Dで作成したシーンファイルを再生することができるようです。8月15日からα版が公開されたようです。

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Event
アドビユーザー必見のイベントAdobe Videoが、8月28日に開催されます。Adobe Premiere ProやAdobe® After Effects 6.0、Adobe Audition、Adobe® EncoreTM DVDのプレゼンテーションが行われます。

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Event
第5回を迎えるCEDEC 2003。7つのジャンルから選りすぐりの講師をお招きし、今年も多彩な内容でCEDEC2003を開催します。ウェアラブルで有名なT様のセッションもあるようです。他にもMAYAの講演など盛りだくさんみたいですね。開催日は2003年8月28日から30日です。

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Announce
jasper 投稿 "Bringing Virtual Characters to Life for Film, Television and Games

This popular advanced intensive seminar for animators and game producers will be taught by prominent character development specialist Jeffrey Hinze on September 19 and 20, 2003 and will be offered in Asia in the coming months.

The workshop is platform independent (Maya, Softimage XSI, 3D Max, Lightwave etc.)

The number of participants is limited. "
Demo
通常の24bitのテクスチャを用いてHDRIによるイメージベースドライティングの効果をシミュレートするチュートリアルです(max 5)。オリジナルのテクスチャからモノクロのイメージを作成してレベル補正で明るいところのみ白いテクスチャ(Scale Map)を作成します。Cuneyt OzdasのプラグインColor Correctを用い、Scale MapをRGBのオフセットマップに使用し、ゲインを調整してオリジナルマップの明るいところを更に明るくしています。これにより明るいところはより明るく反射に映り込みます。 画像の中にも印がいれてあって結構解りやすいと思います。

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Document
Tim Rowleyさんが、SIGGRAPH 2003での論文をまとめたページを掲載しています。

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Demo
チュートリアル『Window in Mergozzo』。窓辺のシーンを作成するチュートリアルで、細部にベベルをかけて窓をモデリングする方法、木のマップをプロジェクタライトとして使用して木漏れ日を作る方法、複数のテクスチャを組み合わせて複雑な壁のテクスチャを作る方法などが書かれています。テクスチャを組み合わせると事によって新しいテクスチャ味にあるテクスチャーを作りだしています。

詳しくはココ
Web3D
Guest 投稿 "whats new in FreeAddins 1.5:
- debugging and improving 'Optimize Code Alt+O' and 'Remove default
fields Alt+L' again
- new working shortcut for 'Remove default fields Alt+L'
- now you can exit any macro without error on any input box
- improved macros for creating fog or navigationinfo
- improving command 'Create USE', now creates better names
- NEW! Light Animations Wizard:
- works with context menu (right click) on any type
of light (right click)
- lets you easy generate light animations by intensity
(like flickering candle) or by color
- NEW! 3D Animation Wizard:
- works with context menu (right click) on transform node
- lets you easy move, rotate and scale objects
- NEW! Texture Animation Wizard:
- works with context menu (right click) on AdvancedAppearance,
Appearance, ImageTexture and TextureTransform
- lets you easy generate moving skies, running river etc.
- generate texture animations with scale, rotate
or translate in secounds
- NEW! TouchSensor Wizard:
- works with context menu (right click) on TouchSensor or Viewpoint
- lets you easy changing the viewpoint by click or
change the HTML source of a specific frame
Documentation:
http://www.neeneenee.de/vrml/documents/vpad/vpad01.php
Download:
http://www.neeneenee.de/vrml/documents/vpad/vpad04.php

::VRMLsuck::Bart
http://www.neeneenee.de/vrml/
http://www.neeneenee.de/vrml/forum/
"
Eyes, JAPAN
EYES JAPAN Web3D Projectコンテスト一覧に2003年9月から10月締切りのコンテストを4件追加しました。

詳しくはこちら

Web3D
web3dディズニーランド「ToonTown」が2004年1月に開始されるようです。ネットで他の仲間達とクエストやイベントをこなしてゆくコンテンツらしいです。
一応参考までに海外版ToonTownはこちらです。

Disney.co.jp

3DCG Software
Discreetさんのページに3D Studio MAX 6発表アップグレードキャンペーンの案内が記載されています。3D Studio MAX6日本語版は、今冬出荷開始予定です。
3ds max 6(488,000)
max 5 → 6(108,000)

詳しくはこちら

New Technology
Guest 投稿 "最近めっきり話題から消えていたPulseですが、Veepersという新製品を引っさげて日本に再上陸したようです。機能的には、一枚の顔写真をブラウザで3Dに変換し、自由に喋らせる、という一点に尽きますが、非常に面白いです。

国内第一号コンテンツは、DDI Pocketのパパイヤ鈴木を使った広告のようです。
http://www.charatalk.com/besha/

パルスのHPはこちら。
http://www.pulse3d.com/
"
3DCG Software
Guest 投稿 "The Chrome Lib set of 3D behaviors for Macromedia Director 8.5 and MX is designed after the needs expressed by the macromedia.director.3d forum users and the Shockwave 3D graphic artists I work with. It allows to quickly setup a 3D scene, create tweening FX, add interactivity, manage cameras and much more...

It has been in development for the last 2 and a half years and is freely downloadable:
http://membres.lycos.fr/karlsigiscar/shockwave3d/

Karl Sigiscar."
Eyes, JAPAN
EYES JAPAN Web3D Projectに「ANARK STUDIO 2 FOR MAC OS X」のレビューを追加しました。書いてくれたのはyokoyama氏です。
画像も多数使用、サンプル等もありわかり易い説明だと思います。よろしければ見てください。

詳しくはこちら

Anark Gallery
ANARK STUDIO 2 FOR MAC OS X Review by EYES JAPAN

ANARK STUDIO 2 FOR MAC OS X

2003年7月29日に待望の Anark Studio 2 for Mac OS X がリリースされました。実はこのリリースの発表は SIGGRAPH 中に行われたらしく、Anark 社の気合いの入りようが伺えます。 Ver. 1.5.2 と Ver. 2 の比較は前回やったので、今回は主に Windows 版との比較と、 また Mac OS 版にしかない機能に注目してみたいと思います。

(サムネイルをクリックすると元のイメージを新規ウィンドウで開きます。画像の一覧はこちら

0. インストール

インストールに必要なスペックは以下の通りです。

  • Mac OS X v10.2 (Jaguar) or later
  • 256MB of RAM or more
  • Any graphics card that supports OpenGL 1.2.1 or later
  • Minimum of 100 MB of free disk space

最近の Mac であれば、多分、大丈夫でしょう。

インストール作業は、Anark Studio 2 の CD-ROM を入れて、メニューに従っていくだけです。 シリアルナンバーさえ入れればあとは特に問題はないでしょう。

1. 概観

では、次。全体のスクリーンショットはこんな感じです。

Mac OS X 版 Windows 版

一見してそれほど違いはないように見えますが、アシスタントパレットがなかったり、ファインダーのメニューに Script がないなど、 細かいところが異なっています。タイムライン・パレットやその他のパレットの構成にはほとんど差はありません。 基本的に同じバージョンのソフトなので、やはり違いがあっては困りますよね。その点ではこのインターフェースにある差は軽微なものでしょう。 次に述べる一点を除いては。

2. エクスポートできるフォーマット

しかし、大きな違いが一つだけあります。それは Anark で作成したコンテンツを他の形式で出力できる種類の多さです。元々マルチメディア製作には強いといわれている Mac ですが、この点においてはその力を遺憾なく発揮しております。 おそらく、Windows 版でもそのうちフィーチャーされるとは思いますが、 動画への出力に関しては現時点では Mac が Windows に比べ、大きく水をあけています。

Mac OS X Windows 備考
     
  Windows Screensaver (SCR) Windows 用スクリーンセーバー形式
Projector (APP) Projector (EXE) 実行形式
Anark Player (AM) Anark Player (AM) Anark Media 形式
Default Browser Default Browser Anark 対応 Web ブラウザーで閲覧可能な形式
AVI AVI MS Video for Windows 規格の動画形式
MPEG4 (MP4)   MPEG4 規格の動画形式
Image Sequence   連続した静止画での出力
3GPP (3GP)   携帯電話などの移動体通信用動画形式
FLC   Autodesk 社の Autodesk Animator 用のフォーマット
QuickTime (MOV)   Apple 社の QuickTime 形式
DV   デジタル・ビデオ用のフォーマット

参考までに括弧内に、エクスポートされる際にファイルに付けられる拡張子をあげておきます。

Mac OS 版に無い出力形式はスクリーンセーバーのみです。その他の Windows 版にある出力形式は全てカバーされています。

各フォーマットへ出力する際には、非常に細かい設定ができます。筆者は Mac をほとんど触ったことがないのでよく知らないのですが、おそらくこれは QuickTime Technology をフィーチャーすることで実装しているものと推察してみました。そのためか、Mac OS 版の Anark Studio 2 が出力できるファイルは大体が QuickTime Player で見ることができます。

以下にキャプチャー画像を交えて簡単に紹介してみたいと思います。

2.1 各出力フォーマットの紹介


Export メニュー

● Projector
Mac OS 用の実行可能形式です。この形式では、Anark Media ファイルと Anark Player を一まとめにしたファイルが出力されます。Anark Studio 2 で作成したコンテンツを、このファイル単体で再生することができます。拡張子は .app で、Mac OS 上では一つのファイルに見えますが、実際にはファイル名+ .app という名前のフォルダ下に Anark Media と Anark Player が入っています。出先の Anark Player がインストールされていない Mac OS で Anark Media を見たい場合などに便利でしょう。

● Anark Media
Anark Player で再生できる形式です。デフォルトではこの形式で出力されます。インタラクティブなコンテンツを製作するのであればこの形式で出力し、Anark Player で再生します。プラットフォーム毎に Anark Player が用意されていれば、プラットフォームに依存せず、どのような OS でも再生が可能です。現時点 (2003年8月11日)では、Windows と Mac OS X に Anark Player が用意されています。
● Default Browser
Anark Client プラグインが対応している Web ブラウザーで再生できるように、Web ページと Anark Media ファイルを出力します。出力された Web ページのファイルを Web ブラウザーで開くと、Web ブラウザーの中で Anark Media を見ることができます。ユーザーは Anark コンテンツ用に一から Web ページ用のコードを記述する必要はありません。Anark コンテンツを盛り込んだ Web ページ作成には、一旦 Default Browser でエクスポートしてから、生成された Web ページのコードを編集するとよいでしょう。
● AVI
Microsoft Video for Windows という規格の動画フォーマットで出力されます。コーデックの設定などができます。コンテンツの内容や設定によっては、MPEG で出力するよりも小さいサイズで同程度のクオリティを得られる場合もあります。ただし、動画再生ソフトによるストリーミング (プログレッシブ・ストリーミング:ダウンロードしながら再生) はできません。CD-ROM などのリムーバブルメディアによる配布で使われたりします。
● MPEG4
ISO準拠のMPEG4フォーマットでの出力をおこないます。ストリーミング用の設定など詳細な設定ができます。ネットワークを使った配布に適したフォーマットです。
● Image Sequence
コマ撮りのように、再生したコンテンツを連続した静止画で出力します。筆者の知識・経験不足により、効果的な使い方は説明できないのですが、もう少しで GIF フォーマットの特許期限が切れるので、静止画でエクスポートして GIF に変換して、GIF アニメーションを作る方法を思い付いたのですが、たぶん、このような使い方をする人は稀というか、いないと思われます。綺麗に任意のフレームを静止画で出力したい場合には便利かもしれません。各フォーマット毎に色んな設定ができます。出力できる画像の種類は、
  • PNG
  • JP2
  • JPEG
  • MacPaint
  • Photoshop
  • PICT
  • PNG
  • QuickTime Image
  • SGI
  • TGA
  • TIFF
となっています。

ここではデフォルトの PNG の設定画面を載せます。
● 3GPP
第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクトによる動画形式で、MPEG4 フォーマットのサブセットです。今回の目玉だと思われます。この形式では、ある程度クオリティは落ちてしまいますが、3GPP をサポートした携帯電話等で、Anark Studio 2 で製作したコンテンツを動画として見ることができます。NTT Docomo の新しい FOMA や、J-PHONE では今のところ (2003年8月12日の時点) SH-53 で見ることができるようです。
● FLC
Autodesk 社の3D アニメーションソフトの Autodesk Animator で使われている動画形式での出力ができます。あまり耳慣れないフォーマットだと思われますが、QuickTime がサポートしているフォーマットの一つです。画像の差分情報を用いたフォーマットで、データの非可逆圧縮は行わないとのことです。ASCII のデジタル用語辞典によると、色数に制限があるようで、256 色となっています。
● QuickTime
Apple 社の QuickTime で再生できるMOV 形式に出力します。今回、この QuickTime Technology が Anark Studio 2 に採用されたことで様々な動画フォーマットへの出力が実現されているものと思われます。MOV 形式は QuickTime における標準の動画フォーマットです。他の動画形式への出力と比較して目立つ特徴としては、フィルター機能が使えるところです。エンボスやフィルムノイズなどのエフェクトをこの段階でかけることができます。このフォーマットに関して筆者の個人的な好みを言わせていただくと、コマ送りに強いところが挙げられます。一時停止中の再生位置ドラッグにスムーズについてきてくれたりします。
● DV
家庭用デジタルビデオ用のフォーマットで出力できます。独立した輝度信号をそのまま DV テープに持っていけるため、デジタルビデオ用のカセット・テープへ高画質に記録できます。テレビモニターで見る場合に適していると思われます。

2.2 3GPP 形式へのエクスポートについて

今回の目玉機能であると思われます、3GPP 形式へのエクスポートについて、少し説明を加えます。3GPP は第3世代移動通信システムの標準化プロジェクトによる動画形式であり、モバイルコンピューティングで使われるデバイス、今は主に携帯電話での動画再生に特化しています。ここ数年で携帯電話のスペックが著しくあがっていますが、当然、パソコンほどではありません。携帯電話の持つメール機能や Web ブラウジング機能、テレビ電話機能などで用いられる動画の再生では、そのスペックに最適なクオリティと一連のコーデックが求められます。この最適なクオリティについてですが、あまり高品質に設定すると、現在、執筆している時点でこの 3GPP をサポートしているされている携帯電話の推奨設定/仕様から外れるため、再生できない恐れがあります。このため、その設定に注意が必要です。以下のリンクは参考となる Web ページへのものです。筆者の周りには 3GP ファイルを再生できる携帯電話がないので実機によるテストはできなかったので、実際に閲覧してみた感想などは述べられないのが残念ですが、興味のある方はリンク先を参考に目的に応じた設定を試みてください。

また、3GPP 形式でエクスポートした、拡張子 .3gp ファイルの 再生ですが、QuickTime Player に 3GPP コンポーネントを追加することで再生できるようになります。詳しくは Apple の 3GPP + QuickTime についてのページを参照してください。

3. その他 Windows 版と比較して

3.1 改良されたと思われるところ

3.1.1 ツールチップス

Mac OS 版では、タイムラインパレット上のタイムバーをドラッグするとツールチップスが出るようになっています。これは、Ver. 1.5.2 にはあった機能なのですが、Windows 版では削られてしまっており、その変更を残念に思ったのですが、Mac OS 版ではちゃんとそのままになっています。

移動したタイムバーの開始/終了時間とそのデュレーションがわかるのでタイムラインの管理に便利です。

3.1.2 インスペクターパレットに画像のプロパティが表示される

2D のイメージを選択したとき、インスペクターパレットに解像度などのプロパティが表示されます。テクスチャーなどは大きすぎると処理が重くなるので、ここで確認できるのは便利だと思います。

3.1.4 オンラインヘルプのページ内検索ができる

Mac OS 版ではオンラインヘルプはアシスタントパレットではなく、外部 Web ブラウザーを使って閲覧します。Windows 版ではできなかったページ内検索ができます。ただ、これは Windows 版でも不可能ではないと思うので、開発者の方、よろしくおねがいします、とか言ってみたりして。

3.2 残念な相違点

3.2.1 スクリプトのエディットが内部ではできない

冒頭でも述べましたが、ファインダーのメニューや、プロジェクトウィンドウのアイコンに Script がありません。残念なことに、Mac OS 版ではビヘイビアの編集は外部エディターでしかできないようです。これは自作ビヘイビアを利用するユーザーにとっては無視できない欠点となるかもしれません。なぜなら、Anark のビヘイビアはデバッグがややしづらい感が筆者にはあるので、トライ・アンド・エラーを繰り返してビヘイビアを書く場合はその都度、外部エディターで編集し、インポートし直す必要があるからです。Anark は 3D のインタラクティブコンテンツを素早く開発できるところが売りだと思うので、このちょっとした手間は作業の流れを邪魔してしまうかも知れないという点は、Mac OS 版 Anark Studio 2 ユーザーにとっては不便なところかもしれません。

3.2.2 いくつか右クリックで出ないメニューがある

これはそれほどおおきな問題ではないと思うのですが、一応挙げておきました。どこでこの問題があるかというと、ストレージパレットです。Windows 版では下の画像に見えるメニューがあります。

アイテムを沢山シーンに追加したい場合はファイラー上からのドラッグ・アンド・ドロップが便利だと思うので、今開いているストレージパレットのフォルダを素早く開けるとよかったかも知れません。また、これは筆者はあまり使わない機能なのですが、一つのフォルダに非常に多くの、様々な種類のファイルが混在している場合にはフィルターは有効だと思うので、この機能をよく使う方にとっては残念かも知れません。

3.2.3 Anark Player での再生が遅い

これは Anark Studio や Anark Player の問題ではなく、Mac OS で使われるグラフィックスライブラリの問題のようです。プロジェクトウィンドウ内でタイムラインを再生するプレビューでも、再生中に停止ボタンを押してもワンテンポ遅れてから停止することがあります。Windows と Mac OS で同じ Anark Media ファイルを試しに再生してみたのですが、Windows ではそれほどハイスペックでなくても十分なフレームレートで表示できるコンテンツが、そこそこのスペックの Mac で再生すると若干カクカクすることがあります。動画や音楽に関しては特に問題はないと思われる Mac ですが、3D 処理に関してはこれからの発展に期待したいところではあります。

4. まとめ

という訳で Anark Studio 2 for Mac OS X をレビューしてみました。Mac ユーザーではない者がレビューを担当したので、もしかすると穴や抜けが沢山あるかも知れません。「なんだその説明は!バカモン!」という方はメールにて連絡していただけると助かります。

主に Windows 版の Anark Studio 2 と比較をしました。いくつか細かいところで弱いところはありますが、Anark 社も今回のは実験的なリリースであり、足りないところは今後もアップデートプログラムにより、追加・修正していく予定だそうです。そういった立場では、むしろここまで互換性を保てたのは、初リリースとしてはよくできていると思います。とりあえず、機能やインターフェースはさておき、3D 関係の処理能力の向上を待ちたいと思います。あともう一つ、願いが届くのなら、ちょっと不安定なところを改善していただけるとありがたいです。

最後に、Anark Studio 2 で作ったコンテンツをいくつかの動画形式で出力したものをサンプルとしてリンクしておきます。

これらのファイルは QuickTime Player で再生することができるのでお試しください。

Announce
AdobeがAfter Effects 6をリリースしました。OpenGLのサポートなどによるパフォーマンスの改善、ベクトルペイント、新しいモーショントラッカーとキーイングツール、スクリプトのサポート、テキスト処理の強化などの筋機能が搭載されています。

プレスリリース
Demo
オールドファッションドグラスを作成するチュートリアルです。円柱を変形してグラスをモデリングし、Brazilでレンダリングします。モデリングはかなり初歩ですが、レンダリング後の画像は結構クオリティがいいと思います。

詳しくはここ
Demo
チュートリアル『Convert To Shockwave』 を掲載しました。maxで作成したシンプルなオブジェクトをShockwave Export Pluginでエクスポートし、そのファイルをShockwave StudioとDreamweaverで編集してweb上に掲載する手順を解説したチュートリアルです。 今からshockwaveを使う人向き。 サンプルもあるみたいです。

詳しくはここ
Other Software
面白いから投稿してみました。
世界初、ウィンドウズのための革命的な3Dインターフェイス技術だそうです。平面でつまらなかったデスクトップは、3D空間の「はなぐもり森」に変わり、ワンクリックで相棒『エポ』がパソコン操作をナビゲートします。

面白いけどどうなんでしょ。ファイルひとつ開くのに30秒位かかりそうです。
詳しくはこちら

Eyes, JAPAN
EYES JAPAN Web3D ProjectのCG Galleryに作品を1点追加しました。コースティクスの実験としてLightwave7.5で作ってみました。
詳しくはこちら
Eyes, JAPAN
EYES JAPAN Web3D Projectの「CGコンテスト一覧」に2003年9月〜10月締め切りのコンテストを3件追加しました。
詳しくはこちら
CGコンテスト一覧
パソコン甲子園2003
http://www.pref.fukushima.jp/pc-concours/

テーマに基づいて、Webブラウザで閲覧可能なデジタルコンテンツを作成して応募してください。本選当日には、Webブラウザを用いて、作品を活用したプレゼンテーションをしていただきます。テーマは「フレフレ2020年 ハイスクール」です。応募期間は2003年9月12日必着。グランプリ / 福島県知事賞 (各部門1点)・ 賞状、副賞(奨学金50万円、パソコン1人1台)・準グランプリ / 実行委員会長賞 (各部門1点)・ 賞状、副賞(奨学金30万円、賞品)※その他、松本零士特別賞、矢沢久雄特別賞など各賞 。


学生CGコンテスト
http://www.cgarts.or.jp/scg/

学生が製作したCGを募集しています。応募期間は、2003年9月1日(月)〜10月15日(水)必着。
[静止画部門]
デジタル技術を使って制作されたグラフィック作品
[動画部門]
コンピュータで制作、または実写をデジタル加工・編集した映像作品
[インタラクティブ部門]
デジタル技術を使って制作された対話性のある作品
各部門ごとに最優秀賞・優秀賞・佳作、全部門よりU-18賞を決定します。
賞品はデジタルビデオカメラ、アプリケーションソフト等(予定)


文化庁メディア芸術祭
http://plaza.bunka.go.jp/festival/

応募はプロ・アマチュア、自主制作・商業目的での制作等は問いません。
既存の枠を越えて、メディア芸術の可能性はどこまで広がるか-
皆様からの作品をお待ちしています。応募締切 2003年8月1日〜10月20日必着。

・ 大賞 (1点) 60万円、トロフィー、賞状(文部科学大臣賞)
・ 優秀賞 (3点) 30万円、トロフィー、賞状(文部科学大臣賞)
・ 奨励賞???? (5点) 15万円、トロフィー、賞状(文部科学大臣賞)

アート部門、エンターテイメント部門、アニメーション部門、マンガ部門にわかれています。


DESIGNER'S WEEK
http://www.tdwa.com/

NPO法人 東京デザイナーズウィーク主催のコンテストです。コンテナデザイン、サウンド、映像デザインの3部門。締め切りは2003年8月30日です。賞金200万円他。


キャノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト
http://canon.jp/cdcc
キャノン株式会社主催のコンテストです。デジタルフォト、デジタルグラフィック/イラスト、デジタルムービー、Web部門で募集しています。賞金は20,000USドル他キャノン製品。締め切りは2003年9月4日です。

アストロデザイン・ムービーコンテスト「THE MOVIE 2003」
http://www.astorodesign.co.jp
アストロデザイン株式会社主催のコンテストです。映像美を追求した映像作品を募集しています。CGムービー部門とショートムービー部門の2部門にわかれています。賞金は、試作支援費20万円、副賞として別途企画選考会をして制作予算100万円、ショートムービーの依頼。締め切りは2003年9月15日です。

第4回ユーリードショートムービーコンテスト
http://www.ulead.co.jp/contest/

ユーリードシステムズ主催のコンテストです。ドキュメンタリー部門、ドラマ/シネマ部門、CG・アニメ部門、バラエティー部門の4部門です。賞金は20万円です。締め切りは2003年9月30日です。

Demo
ディスクリートさんが、SIGGRAPH2003にて発表された3d Studio Max 6を中心にデモンストレーション、プレゼンテーションを行います。他にもコアユーザを招いて製作工程を披露するそうです。3D Studio Maxユーザ以外の方も参加できるようです。
詳しくはこちら
Web3D
Web3D で以前投稿したことがありましたが、Web3D にとどまらず Game 開発ツールとしても使える、Virtools の Dev 3.0 がリリースされました。本家ページへ行ってもらってデモを見ればわかりますが、質は結構高いです。お試しあれ。

ニュース元 (digital producer)

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